山口のまちを包み込むやわらかな陽気に誘われ、草木も生き生きと芽吹く季節になってまいりました。
さて、先月4日、湯田温泉の新たなシンボルとして、平成27年3月に開館しました「狐の足あと」の入館者が、当初の予定から約1年も早く50万人を突破しました。
その記念すべきお客様は、滋賀県に在住の御夫妻の方で、湯田温泉に宿泊された翌日に、食などの本市ならではの魅力を紹介してもらえると聞いて立ち寄られたとのことでした。
この「狐の足あと」は、湯田温泉のにぎわいの創出と回遊を促進する情報発信拠点として整備をしたもので、御夫妻が施設を訪問された目的と同じであることに、とても嬉しさを感じました。
今月6、7日には、本市に本格的な春の訪れを告げる「湯田温泉白狐まつり」が開催されます。狐のあとを追うようにまち歩きを楽しんでもらいたいという想いのこもったこの施設をはじめ、風情あふれる湯の町に、皆さんも足あとを残しに出かけてみませんか。