JR新山口駅に建設中の南北自由通路内の垂直庭園に平成27年7月13日、同庭園の設計者である世界的に著名な植物学者兼芸術家のパトリック・ブラン氏(フランス)が来日し、小郡南小学校3年生92人が植物の植え付けを体験しました。
同庭園は、通路を緑でいっぱいにしようと、世界的に著名な植物学者兼芸術家のパトリック・ブラン氏(フランス)の監修により主に山口市で採取された約150種の植物を、山口の里山に見立てて通路の壁面に設置したものです。壁面は縦約3から5メートル、横約100メートルに渡り、同氏の作品としては国内最大級の大きさで、壁の上部にある吹き抜けやトップライトから日光が差し込む構造になっています。植え付けに参加した男子児童は「これから植物が生長していくのを楽しみながら通学できる」と目を輝かせていました。またブラン氏は「身近な里山に自生する植物を学べる場にもなる。貴重な自然環境を多くの人に見てもらいたい」と話していました。新山口駅南北自由通路および橋上駅舎の供用開始は10月3日(土曜日)からです。
垂直庭園について説明するブラン氏
フェルトに丁寧に植物を受け付ける児童
10月3日から、垂直庭園を見ながら往来できます
新山口駅ターミナルパーク整備課 Tel083-973-2935