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陶峠下一里塚

印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月12日更新 <外部リンク>
すえだおしたいちりづか
陶峠下一里塚

種別

史跡

指定区分(1)

市指定

指定区分(2)

史跡

指定年月日

昭和44年3月21日

地域

所在地

山口市陶

概要

説明

 塚の上部には塚木などはないが、原形をよく残し当時の形式を知る上で貴重なものである。
 一里塚のある道は、山口から瀬戸内海の港秋穂に通じる「秋穂街道」といわれる道で、室町時代の山口において、大内氏が栄えた14世紀から16世紀にかけて、よく利用された街道である。
 享保13年(1728)に作られた『地下上申』には、この一里塚が図示されているが「塚木なし」と記してあり、また天保13年(1842)の『風土注進案』(ふうどちゅうしんあん)にも「壱里塚一ヶ所、南原へ一里、山口平川へ一里、陶峠の下に証あり、但し往古秋穂浦より山口への往来道と相見え、只今塚木これなく候へども右様の申伝へに御座候」と書かれている。

規模

径約30cmの自然石を高さ2m余りに四角に積み、面積は約4平方メートル。底辺の一辺の長さは約2.3mで、上部の一辺の長さは約2mで、上部が少し狭くなっている。

立地

陶峠から南へ下ったところにある

関連文化財群

陸・川・海の道と交流の遺産