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からずし

印刷用ページを表示する掲載日:2021年10月27日更新 <外部リンク>
からずし

種別

その他

指定区分(1)

未指定

地域

大殿

所在地

大殿地区 および 山口市古熊一丁目10番3号 古熊神社

概要

説明

 山口天神祭りの11月25日の直会(なおらい)で振舞われる料理。
 イワシでなく鯛を使うのは、祝いの意味もあるが、奉納した鯛をおさがりとして頂くという意味もある。
 おからは油でじっくり焦がさないように炒めておく。鯛の解し身、炒った麻の実を入れ、出汁(鯛の身を煮たもの)を加えて味付けした後、すし酢を混ぜる。俵型に形成し、酢でしめた鯛の身を上に置き、紅ショウガを切ったものを2本のせて、2つを一皿に入れて供する。上品で繊細な味わい。

規模

1つおよそ70g

材質

おから、油、鯛、麻の実、すし酢、紅ショウガ

文献

・松岡利夫『周防長門の生活誌』山口県教育会、1976
・『日本の食生活全集35 聞き書 山口の食事』農山漁村文化協会、1989