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萬代家文書

印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月12日更新 <外部リンク>
ばんだいけもんじょ
萬代家文書

種別

有形文化財(美術工芸品)

美術工芸品の分類

古文書

指定区分(1)

市指定

指定区分(2)

有形文化財

指定年月日

平成30年11月12日

地域

大殿

所在地

山口市春日町5番1号 山口市歴史民俗資料館

概要

説明

 萬代家は、山口市下竪小路において醤油製造業を営み、幕末維新期には高杉晋作、木戸孝允、伊藤博文、井上馨ら多くの志士たちが往来し、山口の行政にも寄与していたことが知られている。本文書は、萬代家の離れであった十朋亭とともに平成15 年に萬代家から山口市へ寄附された史資料の一部で、文書64 点と大杓子1 点からなる。
 文書には醤油製造に関する文書のほか、山口市中における諸役の任命書や萬代家の間取図などがある。町方・商家の文書はまとまって残っているものが少なく、幕末維新期の山口市中の有力商人の動向を知る上で貴重である。
 また、大杓子は明治28 年に伊藤博文から贈られ、その後に萬代家を訪れた井上馨が自ら詩を書き加えたものであり、萬代家と志士たちのつながりを知ることのできる資料である。

規模

65点

関連文化財群

維新策源地・山口