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絹本着色惟松円融像 [常栄寺]

印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月12日更新 <外部リンク>
けんぽんちゃくしょくいしょうえんゆうぞう
絹本着色惟松円融像

種別

有形文化財(美術工芸品)

美術工芸品の分類

絵画

指定区分(1)

市指定

指定区分(2)

有形文化財

指定年月日

平成28年1月13日

時代(大分類)

近世

時代(小分類)

江戸

地域

宮野

所在地

山口市亀山町3番1号 山口県立美術館(寄託)

概要

説明

 曲彔(きょくろく)上に座し、払子を持つ惟松円融を描いた禅僧肖像画である。
 雲谷等顔は桃山時代絵画界の巨匠の一人であり、萩城や萩藩江戸屋敷の障屏画を描くなど、多くの萩藩御用をこなした。
 惟松円融は常栄寺開山の竺雲恵心のもとで修行を積み、文禄3年(1594)に常栄寺三世住持となった。慶長18年(1613)に住持を退いたのち、普門寺の開山に迎えられた。
 本図は、雲谷等顔の描いた肖像画としては唯一のものであり、等顔の画業を考える上で極めて重要な作品といえる。

規模

縦103.7cm、横52.2cm

制作者等

雲谷等顔