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岩戸神楽

印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月5日更新 <外部リンク>
いわとかぐら
岩戸神楽

種別

無形民俗文化財

指定区分(1)

市指定

指定区分(2)

無形民俗文化財

指定年月日

昭和53年3月25日

時代(大分類)

近世

時代(小分類)

安土桃山

地域

小郡

所在地

山口市小郡上郷岩屋

概要

説明

 岩戸神楽は、熊野神社に毎年秋の例祭(「スポーツの日」の前夜)に奉納される舞である。
 神楽の由来は、天正10年(1582)に火災により社殿と12体の神輿が全焼し、文禄元年(1592)に社殿が再建されたのが始まりである。その後も例祭に神楽を奉納することによってようやく再起し、「岩戸の舞」、「チャンチキ舞」と呼ばれ今日まで親しまれてきた。
 岩戸神楽は、「天の岩戸」の神話に登場する神々を個性的に表現したもので、神々をなぐさめ天下泰平、国家安全、五穀豊穣を祈って奉納される古式神楽である。16の舞(御神楽9、岩戸神楽7)で構成され、舞方の多くは子どもで、高度な舞は成人があたる。囃子は、太鼓、笛、銅拍子による 7・5調子の合奏で、太鼓によってリードされる。

関連文化財群

安穏な生活への願いと祈り