消防職員が全国消防職員意見発表会での入賞を市長へ報告しました
平成28年6月9日に大阪市で開催された「第39回全国消防職員意見発表会」に本市消防職員が出場し、入賞しましたので、6月27日、市長と副市長へ報告をしました。
全国消防職員意見発表会は、全国各地域での選考を突破した精鋭10名によって行われるもので、西山哲生消防士長が本市消防職員としては初めて出場し、「私のまちのセルフレスキュー」と題して発表、入賞をしました。
西山消防士長は、緊急消防救助隊として平成26年に発生した広島市土砂災害で活動し、要救助者を捜索しましたが救出に至らず悔しい思いをしたことがありました。自分の身は自分で守る方法(自助)を身に付け、地域住民がお互いに助け合うこと(共助)が重要であると再認識し、消防職員が、学校や地域へ積極的に出向いて自助、共助の方法を伝え、セルフレスキュー隊を育成することを提案しました。
報告を受けた市長は、「このたびの入賞は誇らしい。今後、小・中・高等学校や大学、地域などに積極的に出向いてセルフレスキュー活動の意味や大切さを伝え、災害に強いまちづくりに貢献して欲しい。課題となっている消防団員の不足解消や若返りにもつながると思う。」と述べました。
市消防本部では、今後とも、いつ、どこで起こるか分からない災害の救助訓練を重ねて万全の体制を整えるとともに、市民の皆さんの災害に対する意識啓発に努め、安心して安全に暮せるまちづくりを進めていきます。
左から市長、西山消防士長、副市長、消防長
報告を受ける市長
全国大会出場者のみに授与されるワッペンを付ける市長
ご案内
問い合わせ先 | 消防本部 消防総務課 電話番号 083-932-2600 |
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