明るい選挙について
自分の考えで、正しく投票する選挙のことを「明るい選挙」といいます。お金をもらったり、プレゼントを受け取ったりしてその人に投票したとしても、自分の意思を伝えるということにはなりません。明るく正しく投票してこそ、私たちの「明るい選挙」といえるのです。
明るい選挙キャラクター『めいすいくん』
政治家からの寄附禁止
選挙の有無に関わらず、政治家が選挙区内の人に寄附を行うことは、名義のいかんを問わず特定の場合を除いて一切禁止されています。有権者が求めてもいけません。冠婚葬祭における贈答なども寄附になるので、注意してください。
禁止されている寄附
- 葬式の花輪・供花
- 病気見舞い
- 地域の運動会やスポーツ大会への飲食物の差入れ
- 結婚祝・香典(政治家本人が自ら出席する場合は罰則の適用なし)
- 祭りへの寄附や差入れ
- 落成式・開店祝の花輪
- 町内会の集会や旅行等の催物への寸志や飲食物の差入れ
- 入学祝、卒業祝、お中元、お歳暮
後援団体からの寄附禁止
政治家の後援団体(後援会など)が行う寄附も、政治家の寄附同様に禁止されています。
政治家の関係会社などからの寄附禁止
政治家が役職員・構成員である会社や団体が、政治家の名前を表示して行う寄附や、政治家の名前などを冠した会社・団体がその選挙に関して行う寄附も、政治家の寄附同様に禁止されています。
棄権はやめよう
私たちが選んだ代表者(政治家)が、私たちの生活を左右するさまざまな事柄を決めるわけです。棄権をするということは、私たちが政治と生活を放棄することにもなります。
最近の選挙では、若者の選挙離れが進み、投票率が低下していることが、問題になっています。
「自分1人くらい棄権したって、何てことないだろう」「政治には興味ないから」。棄権する理由はさまざまです。しかし、みんなが「自分1人くらい」と言って棄権したのでは、民主主義が成り立たなくなってしまいます。
私たちのためになる政治のために、有権者である市民1人ひとりの貴重な1票の権利を進んで行使することが望まれます。