平成16年10月に開館した山口市菜香亭の入館者が50万人を達成し、平成30年10月15日(月曜日)、大広間で記念セレモニーを開催しました。
山口市菜香亭は、山口市の観光拠点および市民交流の場として開館した、山口の歴史を次代に継承していく施設です。建物は、山口の迎賓館として明治10年から120年余りの間、広く親しまれた料亭「菜香亭」を移築復元したもので、近代日本の歴史を物語る貴重な歴史遺産です。
50万人目としてお迎えしたのは、夫婦で観光に訪れられ、今回3回目の来館をされた下関市の中村友梨美さんで、市長から花束、河野康志館長から記念品を贈呈しました。中村さんは、「今年は、結婚してちょうど50年で、金婚式を迎えた年。このたび菜香亭入館者の50万人目となったことは、人生の良き思い出になると思う。大変うれしい」と述べられました。
市長は、「市民の皆様の熱い思いが込められて開館した山口市菜香亭が、明治維新150年という節目の年に入館者数50万人を達成して感無量。名づけ親である井上馨公やおごうさんと呼んでいたおかみさんの斎藤清子さんもきっと喜んでおられると思う」と述べました。
市では、今後とも、文化芸術や歴史資源などのさまざまな地域資源に磨きをかけて、歴史文化を活用っした魅力あるまちづくり、賑わいの創出に取り組んでまいります。
入館50万人目となった中村友梨美さん(右から2番目)とご主人の義和さん(右から3番目)
中村ご夫妻に来館のお礼を述べる市長
山口市菜香亭職員の案内のもと見学をされる中村さんご夫妻
山口市菜香亭公式ウェブサイト<外部リンク>
文化交流課Tel083-934-4155