梅雨の季節となり、空を見上げることが多くなりました。やはり梅雨の雨は、少しうっとうしいものですが、農作物や植物にとっては、「水の恵み」をもたらす大切なものです。
しかし、最近では、梅雨前線などによる豪雨が、私たちに「水の災い」をもたらすことが増えています。
本市では、平成21年の小鯖地域、そして、一昨年の阿東地域等での豪雨災害により、大きな被害が発生しました。今や、こうした集中豪雨や土砂災害の発生は、市内のどこの地域においても起こり得るものであり、決して油断できないものとなっています。
市民の皆さんに「山口市防災ガイドブック」をお配りしていますので、今一度、近くにがけ崩れや浸水が想定される区域がないか、最寄りの避難所はどこかなどをご確認いただきたいと思います。
自然災害は、いつどこで発生するか、正確な予測はまだまだ困難です。皆さんには、防災情報や気象情報などをしっかり把握していただき、災害に十分に備えていただきたいと思います。