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関係施設・団体紹介

椹野川河口干潟の生き物たち(貝類)

印刷用ページを表示する掲載日:2018年2月26日更新 <外部リンク>

 椹野川河口干潟やその周辺にに生息するの生き物たちを紹介します。(データ及び写真提供:椹野川河口・干潟自然再生協議会、山口県環境保健センター、山口県立きらら浜自然観察公園)

 現在までに、関係各機関の調査により、212種類の生物が確認されており、そのうち45種が環境省、他府県のレッドデータブックに掲載されており、山口湾では、豊かな生物多様性が保全されています。

 


アサリ(成貝)アサリ

 食用として非常に大切な二枚貝。最大で6cm程度まで成長し、個体ごとに多様な色・模様をしている。かつては山口湾においてもたくさん漁獲されていたが、1980年代頃から壊滅状態にあった。近年、椹野川河口域・干潟自然再生協議会によるアサリ再生の取組が行われ、アサリの漁獲量も回復傾向となっています。

 


アサリ(稚貝)アサリ(稚貝)

 椹野川河口干潟のアサリは春と秋に盛んに産卵し、孵化した幼生は2~3週間海水中を漂った後、干潟に下りてくる。海水を1日に10リットルろ過でき、植物プランクトンをエサにして、1年で1.5cm程度に成長する。寿命は8年程度と言われている。

 


アラムシロアラムシロ

 貝長約1cm~2cmの肉食性の巻貝。細長い水管で死んだ魚や貝などのにおいを嗅ぎつけ、群がって食べつくすことから、「海の掃除屋」と呼ばれる。エサに群がる様子はグロテスクだが、干潟の環境をきれいにする大切な生き物。

 


イボキサゴイボキサゴ

 殻長約1.5cmの巻貝。殻の表面は滑らかである。干潟で移動するイボキサゴのほとんどはテナガツノヤドカリの家となっている。

 


イボニシイボニシ

 殻長3~5cm程度。いぼ状の突起が目立つ。干潟では普通に見られる小型の巻貝。

 


オオノガイオオノガイ

 砂泥地に深く潜り込んでいる。殻は薄く、色は白色や褐色系の個体が多い。モニタリングの際は良く見られる貝。

 


シオフキシオフキ

 貝長5cm前後になる二枚貝で、ちょう番部が丸く膨らんでいるのが特徴。名前の由来は、殻を閉じる時に潮を噴き出すため。潮干狩りの代表種で、食用になるが、砂抜きに少し手間がかかる。

 


ソトオリガイソトオリガイ

 殻長5cm程度になる二枚貝。殻は、楕円形、真珠光沢のある半透明の白色で、薄くてやわらかい。「薄衣貝(ウスギヌガイ)」とも呼ばれる。殻が閉じている時も、前後が大きく開いている。

 


ホトトギスガイホトトギスガイ

 成貝は殻高2cm、殻高1cmほど。表面は、光沢のある緑褐色で、鳥のホトトギスの胸の縞模様に似ている。たくさんの足糸で、周りの砂を塊にして自分を埋める。大発生すると、干潟の表面をカーペット状に多い、他の生き物に迷惑をかける。干潟耕耘は、このマットを除去する効果が期待できる。

 


オキシジミオキシジミ

 成貝は5cm程度になり、丸みを帯び黒色。砂地よりも、泥質の場所に生息していることが多い。

 


サルボウガイサルボウガイ

 殻の幅は5cm程度で厚みがあり放射状の筋は32本。猿が口に食べ物を含み、ほっぺを膨らませた形に似ていることが名前の由来。漢字で書けば「猿頬貝」。

 


ハマグリハマグリ

 殻長8cm程度になる二枚貝。殻は丸みを帯びた三角形で頂点付近の膨らみが大きい強い。潮干狩りで手にする「ずっしり感」は他の貝では味わえない。外来種のシマハマグリとの判別は、水管が出る辺の丸みで判断するとよい。

 


マテガイマテガイ

 細長い形のうすい殻を持ち、両端が常に開いている特徴的な二枚貝。成貝は10cm程度になり、繁殖期は5月~7月。干潟に潜って生活している。癖のない味で西日本では潮干狩りの代表種として知られている。塩分濃度に敏感で、干潟の巣穴に食塩を入れると飛び出してくる。

 


ツメタガイツメタガイ

 貝長約5cmの巻貝。春から夏にかけて産卵し、卵と砂を粘液で固めた卵塊をつくる。干潟を活発に動き回り、アサリなどのエサを見つけると、殻の中から出てくる軟体部で包み込み、やすりのような歯舌で殻に2mm程度の穴を開けて中身を食べる。

 


サキグロタマツメタサキグロタマツメタ

 干潟に生息するタマガイ科の巻貝のひとつ。大きいものでは殻長が5cm程度になります。肉食性でアサリなどの二枚貝を捕まえると、その殻に2mmぐらいの穴をあけ中身を捕食します。軟体部が大きく出て干潟を移動します。「砂茶碗」と呼ばれる茶碗を被せたような形の卵塊を作ります。

 


ツメタガイに食べられたアサリ食害被害のアサリ

 ツメタガイに食べられ、貝殻にきれいな穴が開いているアサリ。ツメタガイは、やすりのような歯舌でアサリの殻に2mm程度の穴を開け、中身を食べる。ツメタガイをはじめ、ナルトビエイ、クロダイ、カニなどアサリには敵が多い。

 


砂茶碗砂茶碗

 ツメタガイが卵と砂を固めて作った卵塊。1個から、約1万の幼生が生まれる。ツメタガイは、アサリの天敵として知られている。大発生により潮干狩り場を絶望的な状況にすることもある。

 


アカニシアカニシ

 大きいものは20cm程になる巻貝で、殻の内側が赤い。肉食性で、アサリやカキなどを食べることから、漁師を悩ませることも。食用として流通し、コリコリとした食感で磯の香りが豊かなことから、寿司ネタとしても人気がある。

 


ウミニナウミニナ

 成貝は殻高3cm程度の干潟などで普通に見られる巻貝。ウミニナは太めで殻の入り口の上に白いコブがあって目立つ。

 


イボウミニナイボウミニナ

 成貝は殻高4cm、殻径1.5cmほどで、先端がとがっている。殻の表面には縞がある。塩茹でなどで食用としている地域もある。山口湾では夏場に多くみられる。同属にウミニナ、ホソウミニナがおり、見分けは難しい。

 


ホソウミニナホソウミニナ

 成貝は殻高3cm程度の干潟などで普通に見られる巻貝。ウミニナは殻の入り口の上に白いコブがあって目立つが、ホソウミニナにはコブがなく、ウミニナよりも細型。

 


カキカキ

 岩や他の貝の殻などに着生する二枚貝。形が不定形で表面が滑らかでないものであればカキに含まれる。食用にされる「マガキ」や「イワガキ」などの大型種はよく知られているが、食用にされない種も多い。

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